金沢落雁 諸江屋の縁起菓子 辻占(占いお菓子)

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金沢落雁 諸江屋の縁起菓子 辻占(占いお菓子)
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一年の運を占う金沢の正月に欠かせないお菓子「辻占」

可愛い銘菓が多い金沢のお正月にはかかせないお菓子「「辻占」を取り寄せました。とっても可愛くて、楽しいお菓子でした。年末年始だけの販売です。江戸時代から加賀地方に伝わる正月の遊び菓子「辻占」。関西生まれの私にとって初めて目にしたお菓子です。

辻占とはどんなお菓子?

四つ辻に立ち,道を通る人の言葉を聞いて,物事の吉凶を占うこと。行路の神である塞 (さえ) が,道を通る人にかかり,神託を下すと考えたもの。ツゲの櫛を持ち,歌を誦し,初めに通った人の言葉で占うなど,方法は数種あった。近世には辻占売りが花柳界などで吉凶を表わす短い文句を記したものを売り歩くようになり,のちには,干菓子に入れた占い文などの小紙片を辻占というようになった。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

私の住んでいる地方では全くなじみのないお菓子ですが、一年を占うおみくじのような感じでしょうか。外国にもおみくじの入ったクッキー「フォーチュンクッキー」やフランスの「王様の菓子」という意味の「ガレット・デ・ロワ」など、年始に欠かすことのできないお菓子がありますよね。

北陸地方や九州地方でも食べれているお菓子なんだそうですよ。辻占の起源は江戸時代で、米粉と砂糖を混ぜ合わせ、お花やつき羽根の形に作れています。その形や食感、作り方などいろいろあるようで、パリパリとした食感のものや、寒梅粉やもち粉を使ったしっとり食感のものなど、お店により少しづつ異なるようです。

今回取り寄せた諸江屋さんの辻占はパリッと食感。生地をキュキュッとつまんだお花みたいな形をしています。色は淡いピンクと緑、白色の3色がありました。中には小さい紙が入っていて、3つの言葉をつなぎ合わせて占うそうです。

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価格・内容量・賞味期限

価格12個入り648円
内容量12個
賞味期限約3か月

食べてみた感想は

花のようなせんべいの中には小さい紙(お札)が入ったお菓子。お札には縁起のよいもの、教訓的なもの、艶がかかったものが謎かけめいた絵や文字で刷られています。

「辻」は町角という意味で町角で売られていた庶民のお菓子という意味あいがあるようです。お札にかかれた絵や文字は、正直どんな意味があるのかは分かりませんでしたが、金沢弁で書かれてあったり、意味深なことばが出てきて、結構楽しい。3つの言葉をつなぎ合わせて占うんだそうです。

解釈はとてもむずかしく、どういう意味合いなんだろうと、とっても難しいです。諸江屋さんのサイトに詳しく解釈について書かれてありました。参考までにどうぞ。

諸江屋さんの解釈ページ(参考になります)

・ままになりたい
枡に入った米がお釜で炊かれてご飯(まま)になる。美味く(上手く)なれば・・・。

・ひそひそはなし
枕を並べて男女がヒソヒソと話をする様で、夫婦が仲のいい様を表しています。

「見事なおどうぐ」については解釈はなかったのですが、なんかよさそう。3つをつなげて、各自解釈するって感じでしょうか。お正月のひとこまにとっても楽しいお菓子でした。値段も手ごろで、みんなでワイワイ楽しみたいお菓子です。

お正月の縁起菓子・宝おみくじせんべい

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