椿パッケージがかわいい「微笑」
奈良にある萬々堂通則の和菓子「弓月」と「微笑」を頂きました。萬々堂通則は江戸時代後期創業の老舗の和菓子店です。春日大社の御祭礼にお供えされる「ぶと饅頭」や3月のお水取りの時期に合わせて作られる
椿の形をした饅頭「糊こぼし」(2月~3月中旬まで)などが有名です。
「微笑」は、大きな椿が描かれた箱が印象的なお菓子。パッケージがモダンで素敵です。和参盆糖の干菓子で、ひとつひとつ丁寧に綺麗な包み紙に包まれていて、箱を開けた瞬間もとても美しい一品。まるで花が咲いてるような感じできれいです。
包みを開けると、小さい丸い形の干し菓子が出てきます。まんまるい形がとてもカワイイ。昔ながらの自然製法による和三盆糖の干菓子で口に入れると口の中でとろけていきます。甘みも上品で、つい手が止まらなくなるほど。
箱がとてもきれいなので、手土産にすると喜ばれそう。ひとつひとつ包まれた和三盆糖はふんわり羽みたいに可愛らしい。
口に入れると、ほどけるように溶けていく和三盆糖は優しい甘さで、口どけも良いです。
微笑の価格・内容量・賞味期限
価格 | 1,450円 1箱 3,170円 椿1箱・紫1箱(外箱代込み) 3,170円 椿2箱(外箱代込み) 3,170円 紫2箱(外箱代込み) |
内容量 | 50g×8ピース |
賞味期限 | 60日 |
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3月限定の和菓子・ツバキをモチーフにした糊こぼし(のりこぼし)
この「糊こぼし」は奈良の3月の「お水取り」の時期に合わせて作られる東大寺二月堂のお水取りゆかりの菓子です。なので毎年2月~3月中旬までの時期にしか販売されません。お水取りとはは天平勝宝4年(西暦752年)から続く法要で、大きな松明(たいまつ)に火がともされ人々が火の粉を被るシーンを見たことがある方も多いのではないでしょうか。奈良ではお水取りが済むと春が来ると言われています。
「糊こぼし」とは二月堂で修行僧が、お水取りに使う造花の椿を作る時に糊をこぼしてしまったかのような斑点があるのでそのように呼ばれているそうです。とっても色鮮やかな椿の模様の箱に入っていてとってもかわいいです。中を開けると椿の花を形どった美しい和菓子が出てきます。とろけるように柔らかく、上品な甘さ、見た目にも美しくとても美味しかった。
糊こぼしの価格・内容量・賞味期限
価格 | 3個入1,350円 |
賞味期限 | 到着後2日間 (生菓子なので賞味期限に関わらず早めに) |
弓月(ゆづき)
可愛い鹿の刻印が目を引く「弓月」は、万葉集にうたわれている三輪の弓月ヶ嶽のなだらかなイメージをから作られたそうです。中は小豆のこしあん入りで皮はほんのり生姜風味です。薄皮の下にはこしあんが入っています。皮は少し生姜の味と香りがして京都の八橋の味にも少々似ている感じがしました。
口の中で噛んでいる内に生姜の風味がふぅっと口の中で広がってさっぱりした後口です。あんも上品な甘さで甘ったるくなく美味しかったです。
弓月の価格・内容量・賞味期限
価格 | 1個210円、6個1,410円、12個2,755円 |
内容量 | 1個、6個入、12個入 |
賞味期限 | 5日 |